思い入れのある家具を、もう一度使える姿へ


長い年月を家族と共に過ごしてきた、思い入れのある古い家具。
最初にお預かりしたときは、天板の塗膜は剥がれ、扉は外れ、内部の棚板も変形していました。
また、暖炉のあるお家で使用していた為、すすがかなりびっちりと張り付き、塗料が溶けていました😓
それでも、お客さまにとっては「捨てられない理由」が詰まった大切な一台です。
家具の状態をひとつずつ確認しながら、きれいになった状態を思い描きながら作業を進めました☺️
まずは表面の古い塗装をすべて剥がし、割れや浮きをチェック。
長年の汚れや傷が積み重なっていましたが、
木地そのものはしっかりしており、また十分に再生できると判断しました。
割れて膨らんでしまった使えないものは、上から突板を貼って交換します🤞




元の雰囲気を大切にしながら、
少し落ち着いた深みが出るように着色。
ただ真新しくするのではなく、
「昔からそこにあったような存在感」を損なわないように意識しました。
仕上げはウレタン塗装で耐久性を高め、
日常使いでも安心して使っていただける丈夫な塗膜にしています。
再塗装が仕上がった瞬間、
まるで家具が息を吹き返したように表情が変わりました。
艶が戻り、木目が浮かび上がり、
長く重ねた時間を感じさせながらも 未来を想像できる姿に。
家具はただの道具ではなく、
家族の思い出や生活の時間を抱えています。
「手をかければ、また使える」
そのお手伝いができることが、私にとっても嬉しい瞬間です。
これからまた新しい時間を、この家具と共に過ごしていただけますように…
家具の修理、再塗装は
よしだや工房に
ご相談ください🍀